大動脈弁狭窄症に対してカテーテルを用いて胸を開かず、心臓を止めることなく人工弁を植込む「経カテーテル的大動脈弁植込み術(TAVI)」は2013年10月に保険適応となりこれまで累計6000例を超えております。
本治験はヨーロッパを中心に使用されているTAVI機器を用いた安全性・有効性を評価する治験です。
SJM-401 経カテーテル生体弁システムの安全性と有効性に関する評価試験(治験機器識別コード:SJM-CIP-10184)
正確な位置への留置が比較的容易であることが本機器の最も大きなメリットです。
結果これまでTAVIの弱点とされるペースメーカ植込み率を大幅に下げることが当院での臨床研究で確認されました。
本治療法の有用性が大阪大学で行われた臨床研究で示され、今回、治験を行うこととなりました。
ご興味やご不明な点がありましたら大阪大学心臓血管外科もしくは循環器内科までご連絡下さい。