大阪大学はTAVIを自ら導入するだけでなく、その技術が日本国内へ安全に普及するよう尽力してまいりました。
これまで国内施設から当院にTAVI研修留学に来られた医師は、10人以上にのぼり、現在ではそれぞれの施設でのTAVI施行において術者として中心的な役割を担っておられます。
また近年では海外からもTAVIのトレーニング目的に留学されるケースも見られています。
さらに現在2名のTAVIプロクターが全国の施設に赴き直接TAVIの指導を行っております。
当院でのトレーニングの特徴は、独自のトレーニングテキストを用いてスクリーニングから学んで頂き、約1年間の研修で術者になれるようTAVIのノウハウを身につけて頂くようになっております。
カテーテルの経験がない方もEVAR、TEVARなどのステントグラフトトレーニングを経験頂くことで他施設では経験できない症例数をご経験頂けるのも当院の特徴です。
九州大学、獨協大学、佐賀大学、久留米大学、香川県立中央病院、大分大学、姫路循環器病センター、京都府立医科大学(順不同)
チェンマイ大学(タイ)、岐阜県総合医療センター、松阪市民病院(順不同)
留学期間を通じてTAVIの術前術後マネージメントを含め、TAVIに最も大切なCTおよびエコーのスクリーニングを学んで頂きます。
その後、手技経験表に基づいて助手、さらに術者を経験頂きます(5-10例/年)