大阪大学の大動脈瘤への低侵襲治療

腹部大動脈瘤への新しい低侵襲治療の取り組み

EVAS

Endovascular aortic sealing

「EVAS」とは

「EVAS」とは腹部大動脈瘤へのステントグラフト治療が抱える課題「エンドリーク」を防ぐ治療法です。

「エンドリーク」とは?

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ステントグラフト内挿術後に、塞いだ動脈瘤に血液が漏れ入り、瘤が拡大してしまう現象のことです。
大動脈瘤治療の最終目的は瘤の破裂防止ですので、エンドリークが発生してしまうと、根治できたとは言えません。

「EVAS」の導入

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ステントグラフト内挿後に、あらかじめステントグラフトの周りに仕込んでおいたEndobagという袋にポリマーを注入し、血液が瘤に漏れ入るのを防ぎます。
この方法を「EVAS」と呼んでいます。

「EVAS」の日本での状況

すでに欧州では3年前から導入されている方法であり、大阪大学でも2016年に治験を開始しました。
早期に承認を得られるよう、引き続き取り組んでまいります。

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大阪大学大学院学系研究科 低侵襲循環器医療学

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